人と話すことが好きで、就職活動は営業職志望で行っていました。

車に興味があったわけではありませんが、カーボンニュートラルを掲げ、電動化という転換期を迎えている自動車業界を興味深いと感じました。中でもメーカーとは異なりさまざまな仕入先の商材を扱う商社の仕事が魅力的でした。当社の業務は海外との取引もあり、幼少期に海外での生活の中で培った英語力を活かせる場でもあると考え、入社に至りました。

自身の手配ミスで客先希望納期に製品が間に合わず、ラインストップは免れたものの直近で生産調整をいただくことになりました。さまざまな人に影響を与え、これまで築いてきた信頼関係も揺るがせてしまいました。先輩や上長をはじめ商流に携わるすべての人の力を借りて前倒し調整をし事態に対処しましたが、自分にはできることが少なく不甲斐なさを感じる悔しい経験でした。それと同時に自分もいつかアクシデントに迅速に対応し、事態を収拾出来るようになりたいと感じました。失敗から学び、モチベーションに繋げることで乗り越えることができました。

自身が開発に携わった製品が量産立ち上がりを迎えた時にはとくにやりがいを感じます。開発には数年単位で時間がかかり、仕様・コスト・日程などさまざまな調整を進める必要があり、苦労も多いです。ただ、それを経て無事立ち上がった際には、達成感があり、次も頑張ろうと思えます。また、私は問い合わせが自分宛に来た時、嬉しく感じます。日々の営業活動を通じてお客様に担当者として覚えていただいていることが、目に見えてわかる瞬間だと思うからです。先輩方と比べるとまだまだ経験も浅い中、繋がりが徐々にできていることを実感します。

コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力は、初対面のお客様との関係構築や、取引先様との各種調整に必要だと感じます。また、始めのうちは分からないことも多いので、質問をするにも役立つ力でもあります。日々の業務を通して、成長が一番わかりやすい部分であると私自身感じており、苦手でも経験を積むことで伸ばせるので、今は達者じゃなくても挑戦をすることが大切であると考えています。

将来的には、より英語を活かして営業活動をしたいと考えています。現在、私は海外の仕入先様も担当しており、業務で英語を使う機会もあるものの、もっと増やして行くためにまずは仕入先担当者との繋がりを強固にし、新規案件の獲得に向けて営業活動を進めていきたいです。そのためには、国内業務もマスターし取引先様との信頼関係を構築していく必要があります。日々の業務に真摯に向き合い、目標に向けて一歩ずつ着実に前進していきたいです。

風通しがよく、アットホームです。

各課ごとにチームとして案件を見ているので、わからないところや抜け漏れがあればフォローしてもらえる環境だと感じます。また、私が担当するビジネスは当社海外拠点、大阪営業部と同じ仕入先製品を扱うなど共通点が多く、部門の垣根を越えた横のつながりが重要で、月一回定例営業活動報告会を実施しています。拠点ごとに情報が独立しないよう、本社事業部とも連携し活動しています。

私自身実家を離れ一人暮らしのため、平日だけでなく土日も会社の人と過ごすことが多いです。公私共に関わりを持ちたいと思える人に恵まれた、良い環境だと思います。